比叡山延暦寺は、「東塔(とうどう)」「西塔(さいとう)」「横川(よかわ)」の3地域の総称です。京都と滋賀の県境にまたがり、南北に峰を伸ばす比叡山。この巨大な山全体が寺の領域であり、3地域はそれぞれ、谷や尾根を活かしてつくられています。周囲およそ100㎞にもおよぶ、日本仏教の一大聖地です。

東塔は中心となる地域であり、根本中堂(こんぽんちゅうどう)をはじめ、重要な堂塔の数々、国宝殿(こくほうでん)等が集まっています。根本中堂の薬師如来像の前には開創以来1,200年に渡り灯り続けている「不滅の法灯」があります。

西塔は、杉並木の間から小鳥のさえずりが聞こえるほどの静寂な空間です。日本人になじみ深い歴史上の人物である弁慶の伝説を持つ にない堂 や、一般の方が修行体験できる居士林(こじりん)研修道場があります。

横川(よかわ)は、日本で非常に有名な僧侶である、親鸞、日蓮、道元が修行に入った地域です。
新緑や紅葉の見どころとしても知られており、独特の雰囲気が漂います。